初めて此処へ迷い込んでしまった方へ

はじめまして!! ようこそ、星天エゴイスト★(元・俺の力は無限大?)へw 人物名など、専門的な(?)用語があるので、 分からない時や困った時は、 こちらの総集編をご覧ください★       総集編の最終更新日は3月29日です。

ぷろふぃーる

清

Author:清
学校の先生を想い続けて約3年。

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夢。
久しぶりの夢だった。
あいつが出てくる、久しぶりの夢だった。


あいつが目の前に立っている。
以前、夢で見たときと何ら変わっていなかった。
それは、数年前にあいつを見たときのままではなかったが、ひどく懐かしい感じがして、わたしは、あいつに気付かれないように密かに目を伏せた。

あいつとの"思い出"は甦らなかった。
それは、これが夢であるから、ということに起因するかもしれない。
どっちにしろ、わたしにとってそれは、大きな問題ではなかった。

あいつが、歩き出す気配がした。

何も言わずにあいつの手を握った。
あいつが微かに息を呑むのが感じられた。
いつの間に、このように甘えることを覚えたのだろうか。
少なくとも、あいつがわたしの前から姿を消してからだ、というのは間違いない。

もう二度と離れないように、より深く手を絡め、あいつと一緒になって歩き出した。
二人の距離が開いても、決して手を離すことはしなかった。
言葉はなくとも、繋いだ手から伝わる体温が、お互いの存在を主張しあっていた。

まるで歯車が回っていないかのように、ただ時が満ちているかのようだった。

どのくらいの時間が経った頃か。
知らない場所に辿りついた。
木目の見えるゆるやかなカーブを描く路は、先へ行くほど暗くなっていて、どこへ続いているのか解らなかった。

「・・・・ここ、だ」

わたしが言ったのか、それともあいつが言ったのか、それとも。
その言葉が発せられた刹那、ずっと握っていたあいつの手がスッと離れていった。
まるで、それが自然のことであるかのように、離れていく。
拒むことはしなかった。
あいつの手が離れた後を、振り返ることもなかった。

ただ、あいつの手が離れた途端、雨が萱葺の屋根を叩く音が聞こえてきたことに、少し不安を煽られた。
否、離れた途端に、気付いたのかもしれなかった。

わたしは、そのまま独りで歩き出した。
怖れることなく、その路を進んだ。
すると、雨の中、アスファルトで舗装された拓けた場所に出た。
土砂降りの雨の所為で、靄がかかったように視界が白い。

「・・・・・・・・」

わたしが呟いた声は、自分の耳にすら届かなかった。


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